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魚に優しいハーフコーン型魚道

東京都産業労働局農林水産部の魚道会議で考案し、平成9年度に多摩川の大丸用水堰の魚道改修に初めて採用した新しい型の魚道です。この魚道により魚は容易に上流に遡上することが出来るようになりました。


構 造

魚道本体水路にハーフコーン(円錐形を半分に切った形)を2本づつ交互に並べて設置し、反転させた流れを形成させる。水のエネルギーを、流れの横断方向 に移動させることで吸収し、左右に折れ曲がった渓流に近い流れを実現した。魚自身が運動能力に応じた部分を選択し、溯上することができる。

特 徴
(1) 断面が三角形のため、越流水深も連続的に変化して、多様な流速により魚種を選ばない
(2) ハーフコーンの間のプールが一カ所おきに休み場になる
(3) プール内に土砂が堆積しないため、土砂撤去の維持管理を必要としない
(4) 水深が浅く、断面も曲面のため、事故の危険が少ない

 

魚道の流れ
(1) 左右に折れ曲がったやさしい流れ

(2) 多様な流速を生み出す越流断面

(3)一つおきにプールが休み場として機能する