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ウメ輪紋ウイルス(プラムポックスウイルス)緊急防除対策について

 平成21年4月、青梅市のウメに、我が国で発生報告のなかったウメ輪紋ウイルス(プラムポックスウイルス:Plum pox virus:PPV)による植物の病気の発生が確認されました。PPVは核果類(ウメ、モモ、アンズ、ユスラウメ、ニワウメ、ニワザクラ等)に感染し、発生諸国の果樹生産に甚大な被害をもたらしています。東京都ではPPV根絶のため、農林水産省と協力しながら、緊急防除を実施しています。
 なお、このウイルスは果実から他の植物に感染することはありません。また、このウイルスは植物に感染するものであり、ヒトや動物に感染しませんので、果実を食べても健康に影響はありません。

 ウメ輪紋ウイルス(plum pox virus)とは
 

1 これまでの経緯

(1) 平成21年4月、東京都青梅市のウメでPPVの発生を国内で初めて確認。

(2) あきる野市、八王子市、奥多摩町及び日の出町においても本病の発生を確認。

(3) 平成22年2月20日、「プラムポックスウイルスの緊急防除に関する省令」及び「プラムポックスの緊急防除に関する告示」により、以下の地域を防除区域に指定し、PPVの緊急防除を開始。

 あきる野市:秋川、秋留、油平、雨間、牛沼、上代継、切欠、草花、下代継、菅生、瀬戸岡、二宮、野辺、原小宮、平沢、平沢西、渕上

 青梅市:全域

 八王子市:暁町、石川町、宇津木町、梅坪町、大谷町、尾崎町、久保山町、左入町、滝山町、丸山町、谷野町

 奥多摩町:梅澤、川井、小丹波、丹三郎

 日の出町:全域

(4)平成23年2月10日、以下の地域を防除区域に追加

 あきる野市:網代、五日市、伊奈、入野、上ノ台、小川、小中野、小峰台、小和田、三内、高尾、舘谷、舘谷台、留原、引田、平沢東、深沢、山田、横沢

 八王子市:上壱分方町、川口町、川町、下恩方町、諏訪町、大楽寺町、高月町、丹木町、戸吹町、西寺方町、弐分方町、みつい台、美山町、元八王子町

 羽村市:小作台、川崎※1、五ノ神※1、栄町、神明台、玉川、羽※1、羽加美、羽中、羽西、羽東、緑ヶ丘

 奥多摩町:海澤、大丹波、氷川 

(5)平成24年3月3日、以下の地域を防除区域に追加

 あきる野市:乙津

 福生市:牛浜、大字福生※2、加美平、北田園、志茂、東町、本町、武蔵野台

(6)平成25年2月10日、以下の地域を防除区域に追加

 昭島市:大神町※3、上川原町※3、昭和町、田中町※3、拝島町、松原町、緑町、美堀町

 あきる野市:小川東、戸倉、二宮東、養沢

 八王子市:犬目町、中野上町、中野山王、中野町、楢原町

 羽村市:羽※4、富士見平

 福生市:大字熊川※5、南田園

(7)平成25年12月29日、以下の地域を防除区域に追加。規制対象植物から「サクラ節」を除外。

 奥多摩:白丸

(8)平成26年12月28日、PPVの発生が3年間認められなかったことから、以下の地域を防除区域から除外。防除期間を平成33年3月31日まで延長。

 八王子市:美山町、元八王子町

(9)平成28年3月6日、以下の地域を防除区域から除外。

 昭島市:昭和町

 八王子市:犬目町、丹木町、中野上町、中野町、楢原町

 福生市:牛浜

 奥多摩町:大丹波

2 東京都における現在の防除区域(平成28年3月6日施行)

(1)昭島市:大神町※3、上川原町※3、田中町※3、拝島町、松原町、緑町、美堀町

(2)あきる野市:全域

(3)青梅市:全域

(4)八王子市:暁町、石川町、宇津木町、梅坪町、大谷町、尾崎町、上壱部方町、川口町、川町、久保山町、左入町、下恩方町、諏訪町、大楽寺町、高月町、滝山町、戸吹町、中野山王、西寺方町、弐分方町、丸山町、みつい台、谷野町

(5)羽村市:小作台、川崎※1、五ノ神※1、栄町、神明台、玉川、羽、羽加美、羽中、羽西、羽東、富士見平、緑ヶ丘

(6)福生市:大字熊川※5、大字福生※2、加美平、北田園、志茂、東町、本町、南田園、武蔵野台

(7)奥多摩町:海澤、梅澤、川井、小丹波、白丸、丹三郎、氷川

(8)日の出町:全域

※1都道249号線以西の地域に限る
※2一般国道16号線以東の地域、1846~1865番、1958~1974番、1981番、1984~1990番までを除く
※3東日本旅客鉄道青梅線以南の地域に限る
※4都道249号線以東の地域
※5一般国道16号線以東で都道7号線以北の地域を除く

3 緊急防除で移動制限の対象となる植物(移動制限植物)
 サクラ節を除くサクラ属植物(ウメ、モモ、オウトウ等)、セイヨウマユミ、ナガバクコ、ヨウシュイボタの苗、切り花、切り枝等(種子、果実を除く)

 緊急防除で移動制限の対象となる植物(移動制限植物) 

4 緊急防除の内容

(1)対象植物の移動制限
 防除区域内から防除区域外への移動制限植物の苗、植木、切り枝等の持ち出しを禁止しています。(種子、果実は持ち出すことができます。)

(2)発生調査
 PPVの発生状況を確認するため、防除区域とその周辺地域において、農林水産省と共同で調査を実施しています。調査は移動制限植物の葉の観察、葉の採取及び検定を行います。畑にある植物だけでなく、庭にある植物や鉢植えも調査の対象となります。

(3)感染植物等の廃棄
 発生調査でPPVの感染が確認された植物及びその周辺にある移動制限植物の廃棄を行っています。廃棄は東京都が委託した事業者が行います。

(4)アブラムシの防除
 PPV蔓延のおそれがある畑において、PPVの媒介虫であるアブラムシの防除を行っています。


〔参考〕

 農林水産省ホームページ

 農林水産省 植物防疫所ホームページ

 プラムポックスウイルス(plum pox virus)とは

 PPVについて(東京都作成パンフレット)
 

 [関係法令]

 植物防疫法

 プラムポックスウイルスの緊急防除に関する省令

 プラムポックスウイルスの緊急防除に関する告示

 農林水産省消費・安全局長通知「プラムポックスウイルスの緊急防除の実施について」


 PPV緊急防除へのご協力のお願い

 PPV根絶のため、以下の点について、ご理解、ご協力をお願いいたします。

1 防除区域から移動制限植物を持ち出さないでください。

2 防除区域内に移動制限植物を新たに植えないでください。

3 PPV感染のおそれがある植物にお気づきの際は、下記のお問合せ先までご連絡ください。

4 発生調査では移動制限植物(ウメやモモ等)が植わっている畑やお宅に訪問し、葉の観察や採取等を行います。

5 PPV感染植物の伐採作業時には、騒音が発生する場合があります。
 

 ウメ輪紋ウイルスに感染した植物に関する情報提供のお願い

 ウメ輪紋ウイルスの緊急防除へのご協力のお願い
 

-お問い合わせ先-
東京都農業振興事務所
振興課 緊急防除対策担当
TEL:042-548-4881
FAX:042-548-4871